人妻！人妻！人妻！

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登場人物

村田　智香子：主婦（３９歳）
村田　徹　　：会社員（４１歳）
村田　悟　　：中学生（１４歳）
菅原　益男　：会社員（３５歳）

＊登場人物、内容はフィクションです。

１．サークル

　「今日サークルだから、カギ持って行ってよ！」
思春期の悟は返事もせず、カギを掴んで玄関のドアを閉めた。
「ふぅ、返事くらいしてくれたって、、、」
智香子はドアを軽く睨み、リビングに戻った。
早くに結婚し、子育てと家事に明け暮れて10年以上が過ぎた。
悟が中学校に入る頃から夫との営みも少なくなって居たが、不仲ではなかった。
ただ、自分が女としての価値が少しずつ減っているような焦りはあった。
そんな時、ふと見たチラシに興味を持ち、夫の許しも得て今のサークルに通っている。
中学・高校と続けたテニスサークルである。
特に上手な方ではなかったが、ママさん達で汗を流すには十分な腕前を持っている。
「さぁて、やるか！」
夫と子供を送り出し誰も居ない家で腕まくりをし、洗濯機に向かっていった。
洗濯・掃除をテキパキとこなし、夕食の下ごしらえを終えたのは12時前だった。
「もうこんな時間、準備しなきゃ、、、」
サークルは電車で３駅の公営体育館で行われている。
ジャージとラケット、テニスシューズをスポーツバッグに詰め、ジーンズに白いブラウスを合わせる。
ラフ過ぎず、堅すぎず。サークルのママさん達の目を気にしながら服を選んだ。
「火、電気、水、、、良し。カギ、、、、良し」
智香子はドアにカギを掛け、駅に向かい早足で歩き始めた。

　「ちっ、、、」
菅原は混んだ電車内を見渡し小さく舌打ちを打った。
不況の煽りを受け、先月に営業成績が悪いと一方的にリストラにあった。
ハローワークに通い、公園をブラブラし、偶にパチンコを打つ。
貯金を食い潰していく毎日に焦りを感じているが、働く気力も無かった。
そんなある日の事だった、ハローワークに行く途中のいつもの混んだ電車。
目の前には眼鏡を掛けた、小柄な女子高生。
菅原は痴漢に間違われないように、鞄を抱え上を向いた。
一駅毎に乗客は増え、車内に押し込まれていく。
　　”何なんだよ！！！次ぎに乗れ！！”
誰もが心の中で叫んでる事を、菅原も心の中で叫び天井を睨んだ。
　　”この女も！女性車輌があるだろ！！犯すぞ！！”
混んだ電車の苛立ちが、元会社への不満、不況で喘ぐ社会への不満となり菅原を襲う。
　　”ちくしょう！ちくしょう！！何で俺だけ！！”
怒りが声になるのを抑え、電車が次の駅に着くのを待つ。
電車の速度が落ち、乗客が慣性に従い前側へ流れた。
車内のあちこちから声にならない呻き声が漏た。
「痛っ！！」
菅原は思わず大きな声を上げた。
「すいません、ごめんなさい、、、」
目の前の女子高生がバランスを崩し、菅原の足を踏んだのだった。
顔を赤くし、何とか首を菅原の方に向け女子高生が謝る。
「、、、ああっ」
菅原は不愛想に女子高生を睨み、次いで天井を睨み付けた。
　　”何でこんなに混んでるんだよ！！何で俺だけこんな目に！！”
「、、、」
ドアが開き、一瞬電車内の圧力が解放され、次の瞬間乗客が乗り込む。
　　”乗れないっての！！何なんだよ！！！押すなよ！！”
乗客同士が密着し、身動きが取れずに呻き声が漏れる。
菅原は天井から入り口へ視線を移し、俯く女子高生を睨んだ。
　　”・・・・・・”
女子高生の背中に鞄を抱えた手が密着し、股間が腰に当たる。
　　”・・・・・・ふぅ～ん”
菅原の口元が歪み、女子高生をゆっくりと見下ろした。
　「ちっ、、、」
菅原は電車が揺れるたび、舌打ちを繰り返しながら女子高生の腰に股間を擦り付ける。
既にペニスはパンツの中で大きくなり、熱を持っていた。
女子高生の耳が見る見る赤くなり、俯きながらジッと耐えている。
　　”混んでる電車に乗り込んだ、おまえが悪いんだ”
菅原は元会社や、社会への不満を女子高生にぶつけ、自分の降りる駅を乗り越し、女子高生が降りるまでペニスを擦り続けた。
それ以降、菅原はハローワークへは通わずに、混んだ電車を物色し痴漢を繰り返す様になった。

２．遭遇

　「何なのよ、この雨」
智香子は突然の夕立に打たれ駅へと走りながら、当たらない天気予報に文句を漏らした。
ブラウスとジーンズは雨に濡れ肌に張り付き不快感を感じながら駅へと駆け込んだ。
「もぅ、、、」
口を膨らまし雨を睨みながら智香子はホームへ向かった。

　菅原がいつもの様にホームで痴漢相手を物色していると一人の女に目が止まった。
白いブラウスが雨に濡れブラが透けて見え、濡れた髪が色香を漂わせる。
手に持ったバッグからはテニスラケットのグリップが見える。
菅原はゆっくりと女の後ろに並び、観察を続けた。
　　”・・・・・・”
肉付きの良いお尻に、括れたウエスト、肩から覗く白いうなじ。
　　”俺が無職で喘いでいるときに、テニスなんて・・・”
菅原は劣等感に火が付き睨むように女を視姦した。

　混雑したホームに電車が滑り込むように入船し、乗客を飲み込み始める。
電車内は夕立の影響で湿度が高く、サラリーマンの汗の匂いが充満していた。
智香子は電車に乗り込むと体をドア側へ向け、ポーツバッグを胸に抱えドアが閉まるのを待った。
智香子の後に何人もの乗客が乗り込み、スポーツバッグに胸が押し潰される。
目の前の男は智香子に正対し乗り込んでくる。
「、、、、」
智香子は黙って俯き、目の前の男から視線をそらせた。
　　”何･･･？”
男に違和感を感じながらも、３駅だけの我慢と智香子は混んだ電車に身を預けた。
やがてドアが閉まり、電車がゆっくりと動き出す。
スポーツバッグを抱える手が男の胸に押しつけられる
「すいません、、、」
智香子は男に頭を下げた。
「混んでますからね、気にしないで下さい」
男は智香子を見下ろし、口元を弛める。
そして、会話が終わり電車の音と、車内アナウンスが電車内を包み込む。
　　”いい匂いだ・・・”
菅原はゆっくりと気付かれないように息を吸い込み、智香子の匂いを嗅いだ。
テニスの後の汗と、女の色香を嗅ぎながら、俯く智香子に視線を投げる。
目鼻立ちがはっきりし少し気の強そうな印象と、バッグに押し潰される胸。
自分の胸に押しつけられた柔らかい腕。
ゆっくりとペニスに血液が集まり、パンツの中で硬度を増して行く。
菅原は天井を見上げつつ、電車の揺れを利用して智香子にペニスを押しつけた。
「、、、！」
智香子は一瞬ピクッと体を震わせ、目の前の男に視線を投げた。
天井を向き混雑に顔を歪める男。
　　”痴漢･･･？混んでるから･･･？”
智香子は男の生理現象と諦め、下を向いて降りる駅に付くのを待った。
　　”ん？大丈夫かな？”
智香子が俯き拒絶を示さなかったのを確認し、菅原は口元を歪めた。
　　”次の駅で、もう少し密着してからだな・・・”
菅原も智香子同様に、電車が次の駅に着くのを中吊りを見上げながら待った。
「○○駅～○○駅～」
車掌のアナウンスと共に電車は駅に入船し、ドアが開く。
「すいません、降ります、、」
智香子は小さく声を上げ、会釈をしながら混んだ電車を出口に向かって急いだ。
　　”ちっ！ここで降りるのか！！”
菅原は身を捩り智香子に道を譲りつつ、顔を覗き見する。
　　”やっぱりいい女だな･･･”
すれ違いざまに智香子の尻に手を伸ばし、偶然を装いながら軽く触れる。
智香子は乗客をかき分けるように出口へ急ぎ、扉が閉まる直前にホームへ降り立った。
　　”良いケツしてやがる･･･”
智香子の後ろ姿に視線を送りながら、菅原は手を強く握った。

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