人妻！人妻！人妻！

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登場人物

大山　美奈子：４２歳
大山　達男　：４６歳
大山　光男　：１８歳

桜庭　茂　　：１９歳

＊登場人物、内容はフィクションです。

９．着替え

　美奈子はトイレの鏡に映る自分を見ていた。
赤らんだ顔と、潤んだ瞳。
踏み込んじゃいけない領域に、飛び込もうとしてる自分が居た。
　　”こんな事して本気にさせたら・・・”
美奈子は頭を振りつつ、トイレの個室のドアを閉めた。
震える手で袋を開ける。
白いショーツを取り出し、目の前で広げた。
薄いレースにバラの刺繍。手触りでシルクと解る。
　　”高かっただろうに・・・”
茂がランジェリーショップをうろうろし、顔を赤くしながら選ぶ光景が浮かんだ。
美奈子が履く為だけに選ばれたショーツ。
「ふぅ、、、しょうがないわね、、、」
美奈子は小さく呟き、スカートを捲り上げた。
パンストとショーツに手を掛け、もう一度カギを確認した。
トイレでショーツを脱ぐ。当たり前のことが酷く卑猥に思える。
震える手でゆっくりとショーツを降ろす。
外気に晒された秘裂が冷やされ、美奈子は太股で止まったショーツを見た。
「あっ、、、、」
黒いショーツのクロッチに小さな染みが滲み、白く縁取りされている。
このまま履けば、茂の下着を汚してしまう。
美奈子はトイレに座り、カラカラとトイレットペーパーを引き出した。
「んっ、、、あっ、、、」
乾いたトイレットペーパーが秘裂をなぞり、小さな声が上がる。
美奈子は声を押し殺し、何度も秘裂から染み出る愛液を拭き取った。
秘裂をなぞるたびに、体が小さく震え刺激が大きくなる。
意を決したように立ち上がり、狭いトイレで身を屈めパンストとショーツを抜き取った。
クルクルとショーツとパンストを丸め、袋に押し込み白いショーツを手にする。
綺麗なバラと薄いレース。
秘裂に当たる部分は細く括れ、お尻の部分は紐と言っても過言ではなかった。
足下からスルスルとシルクが滑る感触が心地良い。
「んっ、、、、、」
乾いたショーツが濡れた割れ目に食い込み、体が震える。
　　”汚れちゃう・・・”
躰全体が火照り、うっすらと汗が滲む。
ガーターを纏いストッキングに足を通そうと身を屈めると、さらにショーツが食い込んだ。
「んんっ、、、、」
押し殺した声と、ドアをノックする音が重なる。
「あっ、、、」
美奈子は慌ててノックを返し、ストッキングを上げガーターに留めた。
スカートの裾を直し、トイレを流してカギを開けた。
「すいません、、、」
消え入りそうな声で頭を下げ、美奈子は相手の顔を見ないようにトイレを後にした。

１０．美奈子の逆襲

「あっ、美奈子さん！」
心配そうな茂が声を上げ、手を振る。
美奈子は赤い顔を隠すように俯き、茂の待つテーブルへ向かった。
「あっ、、あの、、、」
「もう、、、、凄く恥ずかしかったんだから、、、、」
美奈子は茂を睨み付け、椅子に座った。
「えっ、、じゃぁ！？」
「しっ！声が大きいわよ、、、あんなの履いたことなくて、迷っちゃったじゃない、、、」
「ごめんなさい、、、」
「もう、いいわよ、、、あぁ、、恥ずかしいのと緊張で喉乾いちゃった、、」
美奈子は頬を膨らませ、空になったワイングラスを揺らした。
「あっ！ワインお代わりで良いですか？！」
「んっ、頼んでくれる？」
「はい！」
茂は勢い良く立ち上がり、店員に手を振った。
運ばれてきたワインで乾いた喉を潤し、美奈子はテーブルに顔を寄せた。
「茂君はああ言うのが好きなの？」
「えっ、、、ええ、、、」
「ふぅ～ん、あれって自分で選んだの？」
「ええ、、、店で、、、恥ずかしかったけど、、、」
美奈子は仕返しとばかりに、茂に質問を投げかける。
「もし、私が履かないって言ったら、また土下座した？」
「、、、、分かんないけど、、、多分、、、」
「これ、貰って良いの？」
「あっ、、、あの、、、出来れば、、、」
「出来れば？出来ればどうしたいの？」
「欲しい、、、」
美奈子はテーブルに頬を付き、悪戯っぽく茂を見つめた。
「欲しいって、、、貰ってどうするの？」
「あっ、、、、」
茂が顔を真っ赤にして俯いた。
美奈子は茂を苛めながら、自分も興奮している。
ワインを一口煽り、言葉を続けた。
「茂君って、まだなの？」
「えっ、、、まだって？何が？」
美奈子は茂にだけ聞こえるように声を潜めた。
「エッチ」
「あっ、、、はい、、、、、」
「そう、その割には、強引よね、、、」
「だって、、、」
「だって何？」
「美奈子さんが、、、、」
「私？私がどうしたの？」
美奈子の躰が熱を持ち、茂の言葉を待った。
「美奈子さんが綺麗だし、好きだから、、、」
茂の言葉に子宮が締め付けられ、愛液が押し出される。
「あっ、、、」
「この間、初めて会った時から、、、」
「ん、、、」
「美奈子さんが忘れられなくて」
「でも、おばさんだし、人妻よ？」
「そんな事関係ないです」
真っ直ぐな瞳が美奈子を見据え、美奈子は思わず俯いた。
茂の一語一句に躰が反応する。
食い込んだままの下着が濡れているのが判る。
心が、躰が、茂を欲している。
幼い茂の顔が理性を働かせ、アルコールがブレーキを緩める。
「あっ、、あの、、、茂君？」
「はい」
「茂君とは、、エッチは出来ないわ、、、」
「、、、、はい」
「判るわよね？私には夫も子供もいるし、、、」
「、、、、、はい」
「だから、、、」
「、、、、、」
美奈子は顔を俯いたまま、蚊の泣くような声で呟いた。
「だけなら、、、、」
「、、、、、、えっ？」
茂が驚いた顔を美奈子に向けた。
「あっ、、、」
美奈子はわざとらしくテーブルの上からペーパーナプキンを落とした。
「茂君、、、拾ってくれる、、、？」
「あっ、、、はい、、、、」
茂が身を屈めテーブルの下に手を伸ばす。
ナプキンに手が伸びたところで、茂の動きが止まった。
視線がスカートの奥に刺さるのが判る。
美奈子は顔は赤く染まり、目を瞑りながらゆっくりと足を開いた。
「あっ、、、、」
テーブルの下から茂の声が聞こえる。
「どう？拾った？」
「あっ、、もうちょっと、、、」
茂の声に応じるように、さらに足を開いた。
　　”あぁ・・・見られてる・・・・”
恥ずかしさと興奮で愛液が溢れ出る。
「ま、、まだ、、？」
「あっ、、うん、、、取れた、、、」
美奈子は慌てて足を閉じ、グラスに残ったワインを空けた。

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