人妻！人妻！人妻！

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覗き見

登場人物

大川　彰一　：26歳
白坂　菜々美：34歳

＊登場人物、内容はフィクションです。

３．覗き

　女はカーテンの奥で両膝を立て、秘裂に指を伸ばし、胸を揉み始めた。
ピクピクと躰を震わし、まるで彰一に見せつけるかのように自慰を行った。
「おいおい、、、」
再びジーンズを持ち上げ始めたペニスを取り出し、握り直す。
女の指が規則的に動き、躰を捩りながら快楽に悶える。
無声映画のように静まり返った部屋の中で、彰一はペニスを擦りながら女の自慰を見つめた。
彰一の高まりが白い精液と姿を変えペニスから放出された。
ティッシュの中でドクドクと脈を打ち、性を放ち続けた。
やがて女の足がつま先まで伸び、一瞬の硬直の後力が抜け、人形のように横たわった。
裸のまま肩で息をし、足はぐったりと投げ出されている。
一度性を放った彰一のペニスはゆっくりと萎み初め、ティッシュで性を拭き取っていった。
女がゆっくりと起きあがり、ティッシュを手に股間を拭き始める。
クルクルとティッシュを丸め、いびきを掻いているだろう男に視線を投げてから女は立ち上がった。
ショーツを身に着け、パジャマを着直し、手櫛で髪をなおした後窓際へ歩み寄る。
彰一は慌ててカーテンから離れ、モニターに姿を隠すように椅子に座った。
「、、、、」
女はカーテンに手を掛け、一瞬彰一の部屋に視線を投げかけた後カーテンが閉じられた。
「、、、、ふぅ、、、」
彰一は興奮と罪悪感に溜息を付き、照明の落とされた向かえの窓を眺めた。
すっかりぬるくなった缶ビールに口を付け、ゴホゴホと咳き込んだ。
「良い物見させて貰ったな、、、」
彰一は女の躰と自慰を思い出しながら、冷えたビールを取りに向かった。

　彰一が目を覚ましたのは、まだ夜明け前だった。
女の自慰が脳裏に焼き付き、悶々とした夜を過ごした。
白い躰が艶めかしく動き、求めるように足を開く。
彰一の中で繰り返される女の正体を突き止めるため、彰一は人気のない朝の町に出た。
ひんやりとした冷気が火照った体を包み込む。
「ふぅ、、、」
溜息と共に意を決し、額から流れる汗を拭った。
アパートの階段を一段下りる度に、鼓動が鳴り響く。
誰も居ない道路を見渡し、向かえの家の表札を確認した。
　　”白坂　菜々美・・・相手は旦那か・・・”
名前が併記されている表札を眺め、彰一は踵を返した。
朝のコンビニに意味もなく立ち寄り、ビールと冷凍食品を買い込む。
ふと目にした雑誌コーナーの見出しが、彰一は足を止めた。
　　”隣の奥さん・・・”
人妻モノの雑誌を手に、再びレジで支払いを済ます。
ニヤニヤと笑う若いバイトを無視しながら、彰一は店を出た。
町は徐々に通勤や通学の人達で活気を取り戻し始めていた。
彰一は駅へ向かう人の流れと逆に、自宅に向けて歩き始めた。
家に戻った彰一は、冷凍食品とビールを冷蔵庫にしまいインスタントコーヒーを煎れた。
コーヒーと買ったばかりの雑誌を手に、パソコンの前に座る。
パラパラと雑誌を眺め、人妻達の痴態に向かえの人妻を重ねる。
　　”まぁ・・こんな事無いだろうけど・・・”
少し開いたカーテンから向かえの家を眺め、彰一はコーヒーを啜った。

４．昼間の人妻

「さぁて、、仕事でもするか、、、」
彰一は雑誌を脇に置きコーヒーを啜った。
カーテンの隙間から向かえを覗き、仕事しようと座り掛けた時だった。
「ん、、、？」
昨夜、菜々美が自慰をした寝室のカーテンが広げられた。
「おっ、、、」
パジャマ姿とはうって変わって、エプロン姿の菜々美がそこに立っていた。
カーテンを纏め、窓を開け広げて掃除機をかけ始める。
「ふぅん、、、」
薄暗い部屋から彰一は菜々美の姿を目で追っていた。
長い黒髪に白い素肌。テキパキと掃除をする菜々美は３０歳前後に見える。
他人の生活を覗き見する罪悪感と好奇心が彰一の視線を菜々美に釘付けにした。
掃除機をかけ終えた菜々美はベットのシーツを剥がしている。
「おっ、、、、」
菜々美がシーツを剥がす為ベットに四つん這いになり彰一の方を向いた。
エプロンとブラウスが重力に引っ張られ胸元の空間を広げる。
影と距離が邪魔をして中までは覗けなかったが、彰一は菜々美の胸元を見つめ続けた。
シーツを剥がし終えた菜々美が不意に立ち上がり、彰一は慌てて隠れた。
　　”あっちから見える分けないか・・・”
興奮と罪悪感に鼓動が激しく打ったが、覗きを止めることは出来なくなっていた。
　　”覗きって・・・犯罪だよな・・・”
彰一は一瞬考え込んだが、菜々美の行動が彰一の理性を吹き飛ばした。
新しいシーツを敷くために菜々美は四つん這いのままベットを動き回る。
　　”シーツ敷いてるだけなのに・・・エロイな・・・”
彰一はバックで突かれる雑誌の人妻と、菜々美を重ね合わせた。
菜々美は四つん這いのまま後ろを向き、彰一にお尻を見せる。
ジーンズに包まれた菜々美の尻は程良くむっちりと肉が付き、彰一を興奮させる。
シーツの取り替えが終わると、菜々美はシーツを両腕に抱え姿を消した。
　　”何処行くんだろう・・・洗濯かな・・・”
彰一はカーテンに身を乗り出し、菜々美の姿を追った。
　　”見えないな・・・”
玄関とリビング、２階の寝室がこの部屋から見える場所だった。
「、、、、」
彰一は立ち上がったまま再び菜々美が姿を現すのを待った。
「、、、、、、、ふぅ、、仕事でもするか、、、」
姿を現さない菜々美を待ち疲れ、徒労感と罪悪感が彰一を椅子に座らせた。
「、、、、、」
カタカタとキーボードを叩きつつも、頭の中は菜々美のことでいっぱいだった。
「、、、、、、あぁ！！」
進まない仕事にイライラしながら、彰一はインターネットに接続した。

”覗き　人妻”

検索に引っ掛かったページをクリックし、彰一は驚いた。
人妻達を覗いた画像があちこちに載り、ページを賑わしている。
画像が暗かったり、被写体の写りが悪かったりしてはいるが、逆に臨場感を醸し出している。
入浴中や寝室での絡み、洗濯物を干す姿等が映し出され彰一を興奮させた。
　　”・・・・・・”
　　”覗き・・・盗撮・・・犯罪？”
　　”見るだけなら・・・自分の為だけに・・・だったら・・・”
彰一の中で何かが変わっていく気がした。

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