人妻！人妻！人妻！

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登場人物

佐藤　真由：34歳
五十嵐　努：52歳　営業所長
木村　義隆：26歳　営業

＊登場人物、内容はフィクションです。

９．エスカレート

　真由は憂鬱な面持ちで会社に向かいながら、夫の言葉を思い出していた。
『セクハラって、ちょっと尻触られただけだろ？』
『毅然とした態度取ってれば、そのうち止めるって』
『今、仕事辞められても、、、俺の給料だけじゃ、、、、悪いけど、もう少し頑張ってくれよ、、』
昨夜は夫の言葉に傷つき、腹立ちを覚え一人で布団に潜り込んだ。
写真の事は言い出せない自分に負い目も感じていた。
会社に近づくにつれ、足取りが重くなっていくのが判る。
　　”どうにかして、所長から写真を取り返さないと”
真由は入り口を睨むように見つめ、事務所の戸を開けた。
「おぅ！真由ちゃんは今日も早いね！」
五十嵐が今は空いている真由の隣りに座りながら、ニヤニヤと笑いかける。
「お早う御座います、、、」
「気にしないで、着替えておいでよ」
ジロジロと舐めるように見てくる五十嵐から逃げるように真由は更衣室に向かった。
「何時でも着替え手伝って上げるからね～」
下品な笑い声を聞きながら、真由は更衣室のドアを閉めた。
「何なの、、、気持ち悪い、、、」
五十嵐が入ってくるかも知れないと言う思いに、真由はドアに視線を向けながら急いで着替えを始める

。
誰もドアから現れず着替えが終わり、ホッとしながら脱いだ服をロッカーに掛ける。
「何で、こんな思いしながら、、、」
独り言と共に溜息が口から漏れた。
事務所では相変わらず五十嵐は真由の机の隣りに陣取り、真由の戻りを待っていた。
「白か～うん。白だよな～」
天井を眺め、独り言のように五十嵐が呟く。
「え？」
「いやいや、こっちの事、何でもない、何でもない」
「はぁ、、、」
「どうした？そんな所に突っ立ってないで、椅子に座れば？」
五十嵐が真由の椅子をパンパンと叩き、ニヤリと笑う。
真由は五十嵐を睨み付け、布巾を取りに給湯室へ向かった。
「何時もえらいね～真由ちゃんが掃除してくれるから、事務所も綺麗になったよ」
みんなの机を拭く真由の後ろ姿を眺め、五十嵐はそっと椅子から立ち上がる。
五十嵐はお尻を突き出すように前屈みになり机を拭く真由に静かに近づいた。
「ま～ゆちゃん！何怒ってるの？」
背後からの突然の声と、スカートを撫で上げる感触に思わず声を上げた。
「きゃぁっ！！」
五十嵐が多い被るように真由にのし掛かり、机に押しつけられる。
「なっ！何するんですか！！止めて下さい！！」
五十嵐の手がお尻を撫で回し、荒い息が耳元で囁く。
「良い尻だ、、、写真なんか比べ物にならない、、、、」
「ちょっ！止めて！止めて下さい！！！」
真由の声がさらに大きくなり、五十嵐は真由から離れた。
「冗談冗談！スキンシップってヤツだよ」
大きな声で笑いながら、真由を残し五十嵐は所長室に戻っていった。
　　”辞めてやる！こんな会社！”
真由は掃除を止め、自分の机を片付けだした。
「おはよ～今日も早いね～」
始業直前に次々と社員達が出社し始め、事務所は何事もなかったかの様に動き始める。
パソコンも開かずに机を片付ける真由を不思議そうに見ながらも社員達は仕事を始めた。
「おっ！みんなお早う！今日も一日頑張ってな！！」
五十嵐がファイルを手に事務所に現れ、大きな声を上げた。
「あと、真由ちゃんこれ処理して置いて」
「えっ？！」
睨み付ける真由に、笑いながら五十嵐はファイルを押しつけ所長室に戻っていった。
押し付けられたファイルを力任せに開き、ヒラヒラと零れた写真に絶句した。
「！！！」
真由は慌てて写真を拾い集め、ファイルに挟み引き出しにしまい込んだ。
　　”なっ・・・なんで・・・？”
一瞬で脳裏に焼き付いた卑猥な写真。
真由は廻りを見渡しそっと引き出しの中でファイルを開いた。
五十嵐が持っていた写真の他に、数枚の写真が有った。
自分の顔とブラがアップになった写真。
秘裂が丸見えになり、トイレを跨ぐ写真。
真由は写真を引き出しの奥にしまい、ファイルに挟まれたメモに目を通した。

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良く撮れてるでしょ？
どう見ても真由ちゃんだよね？
何時でも良いから所長室に来てね
写真は記念に真由ちゃんにあげる
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１０．脅し
　五十嵐のニタ付いた顔が脳裏に浮かび、怒りで紅潮するのが解る。
真由はファイルを手に勢い良く立ち上がり、何事かと見つめる社員達の視線の中所長室へ向かった。
「失礼します！」
怒りの篭もった大きな声と共に、ドアを開け五十嵐の待つ所長室へ入る。
「おぉ、真由ちゃん。待ってたよ」
ソファーにふんぞり返る五十嵐が、薄ら笑いを浮かべ真由を見上げた。
「どうしたの？そんなに恐い顔しちゃって」
「どうしたのって、、会社、辞めさせて貰います！あと、警察にも、、、」
「あらら、、、大きな声出すとみんな来ちゃうよ？何をそんなに怒ってるのかな、、、」
「とっ、、とぼけないで下さい！写真のことですよ！」
「あぁ、あの写真ね。綺麗に写ってるよね。誰が見ても真由ちゃんって解っちゃうよね」
「えっ、、？」
「例えば、旦那さんとか、ご近所さんとか、、、うちの男どもとか、、、」
五十嵐はニタニタと笑いながら、写真を机に並べ始めた。
「ちょっ、、！それって脅してるんですか！？」
真由はソファーに駆け寄り机の上の写真を奪い取った。
「脅してるって、、誤解だよ。俺は真由ちゃんにこれからも働いて貰いたいだけさ。今まで以上に」
五十嵐は動じる素振りも見せず、新しい写真を取りだした。
「ほら、ほら、可愛い顔した真由ちゃんでも、大きいの捻り出すんだね」
「なっ、、！それって、覗きじゃないですか！犯罪ですよ！返して下さい！」
写真を取ろうと伸ばした手首を五十嵐は掴み、恥ずかしさと怒りに赤くした真由の顔の前に写真を突き

出した。
「ちょ！離して下さい！」
「まぁ、落ち着いて座りなよ」
五十嵐は立ち上がり、強引に真由をソファーに座らせた。
「落ち着いて、ゆっくりと話そうじゃないか」
真由は手首を振り解き、ヒラヒラと写真を泳がせ仁王立ちになる五十嵐を睨み上げた。
「話すことなんか、、、！」
真由はニヤニヤと笑う五十嵐を睨み付けた。
「写真返して下さい。もう、辞めさせて頂きます」
「辞めても良いの？旦那さんだけの稼ぎじゃ辛いんじゃないの？」
「そっ、、、そんな事関係ないじゃないですか！」
「そんな事言ったって、、万が一どこからか、この写真が旦那さんに郵送されたり、、、」
「なっ、、警察に訴えますよ！」
「ご近所さんにばら撒かれたりしたら、暮らしていけなくなるかもな～」
「なっ、、、」
言葉に詰まった真由の隣りに五十嵐は腰を降ろした。
「なっ、、何ですか、、？」
真由は五十嵐から逃げるように腰をずらし、向き合った。
「まぁまぁ真由ちゃん、そう警戒せずに」
「写真を返して下さい、、！」
「こんなもの幾らでも印刷できるしね～それよりも、これからの事を話さないか？」
五十嵐は真由を追いかけるように座り直した。
「真由ちゃんの働きによっては、特別に給料を上げても良いと思ってるんだよ」
「そんな物要りません！写真を、、きゃっ！」
五十嵐が真由の肩に手を伸ばし、体を引き寄せた。
真由は体を強張らせ、五十嵐から顔を背けた。
「生活出来なくなっても良いの？ちょっと我慢すれば給料も上がるし、、」
五十嵐の手が真由の膝に乗せられ、おぞましさが全身を駆けめぐる。
「けっ、、結構です、、！」
「インターネットで世界中に真由ちゃんの恥ずかしい姿が流れちゃうかも知れないな～」
「そっ、、そんな、、、、」
「うちのみんなが見たら大喜びだろうな～真由ちゃんのおマンコ」
「やっ、、止めて下さい、、、」
膝を撫で回していた五十嵐の手が、明らかな目的を持ってゆっくりと登り始める。
「旦那さんが見たら、どう思うかな～」
「やっ、、やましい事なんか、、、」
「旦那さんが信じてくれると良いんだが、、、ね～」
「脅すんですか？」
「脅すなんて人聞きが悪いな～真由ちゃんも楽して稼げるし、良い提案だと思うけど？」
五十嵐が猫なで声で、真由の耳元で囁いた。
「しっ、、失礼します！」
我慢しきれずに立ち上がろうとした真由を抱え、五十嵐は真由を膝の上に降ろした。
「おぉ、その気になったのかな？」
「離して下さい！声を出しますよ！」
スカート越しに五十嵐のペニスがお尻に当たる。
「声を出すって、この写真が見られても良いの？」
腰に廻った手に力が込められ、ペニスが押し付けられる。
「やっ、、止めて下さい、、、」
「まぁ、よく考えてよ。悪いようにはしないから」
五十嵐は真由のお尻の感触をペニスで楽しみ、腰に廻した手を離した。
逃げるように所長室から出ていく真由を振り返りもせず、五十嵐は手に取った写真に舌を這わせた。

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