人妻！人妻！人妻！

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登場人物

佐藤　真由：34歳
五十嵐　努：52歳　営業所長
木村　義隆：26歳　営業

＊登場人物、内容はフィクションです。

５．盗撮

　義隆と行った2次会での出来事に後悔しつつ、真由は何時もより少し早く家を出た。
「ふぅ、、、」
俯きながら何度目かの溜息を吐き、事務所に向かった。
「お早う御座います！今日は早いですね」
突然、背後から義隆に声を掛けられ、真由は一瞬の躊躇いの後笑顔を作った。
「お早う御座います」
足を止め、振り向きながら見上げた義隆の顔には笑顔が浮かんでいた。
「先日はお疲れさまでした」
「あっ、、いえ、此方こそ、、、」
ニコニコと笑いながら話しかける義隆に無性に苛つきを覚えた。
「あのっ、、木村さん、、、昨日の事なんだけど、、、」
「えっ、、あっ！大丈夫です！誰にも言いませんから」
笑いながら大きく張った胸を叩く義隆に、真由は小さく溜息を吐いた。
「てっ、、言うか、、、私酔ってたし、忘れてちょうだい」
「あっ、、、はい、、、」
真由は不思議そうな顔をし立ち止まった義隆に構わず事務所に入っていった。
まだ、誰も出社していないと思っていた事務所に、思いがけず五十嵐が居た。
「あっ、あれ、、お早う御座います」
「おう！お早う！早いね！」
うわずった声を上げる真由に、五十嵐はパソコンから顔を上げ声を返した。
「わ、、私着替えてきます」
「おう！行ってらっしゃい」
更衣室に向かう真由の後ろ姿を、パソコン越しに舐めるように五十嵐は見送った。
「どれどれ、、、早速拝見しようか、、、」
五十嵐は更衣室とトイレが映るパソコンを眺め、ニヤニヤと口元をほころばせ、録画ボタンを押した。
そんな事の知らない真由は、更衣室に掛かっている札をひっくり返し自分のロッカーを開けた。
「今日は随分早いのね、、、」
独り言を呟きながら、ジャケットを脱ぎブラウスに手を掛ける。
胸元が開かれ、水色のブラに包まれた胸が露わになる。
ボタンを全て外し、ブラウスとジャケットをハンガーに掛けた。
柔らかく膨らんだ胸と、うっすらと肉の付いた腹部の映像がパソコンに送られていく。
真由は更衣室の入り口に視線を向け、制服のブラウスを手に取った。
ブラウスに袖を通し胸の前までボタンを留め、もう一度入り口を見る。
真由は誰も入ってこない事を確認し、スカートに手を掛けた。
ホックとファスナーを緩め、ロッカーに片手を付きながらスカートを抜き取る。
ストッキングに包まれたブラと揃いの水色のショーツが映し出された。
脱いだスカートをハンガーに掛け、前屈みになり制服のスカートに足を通す。
大きく開いた胸元と、スルスルと昇っていくスカート。
真由はファスナーとホックを留め、スカートをクルッと半周させ首を傾げた。
「ん～やっぱりちょっと、きついかな、、、」
腹部を撫で、真由はブラウスのボタンを最後まで留めロッカーを閉めた。

　真由の着替えを録画しながら五十嵐は、苦々しく義隆の後ろ姿を眺めた。
　　”同じフロアーじゃ、バレると不味いか・・・”
五十嵐は真由が更衣室から戻ってきた事を確認し、パソコンの電源を落とした。
「ヨシ！朝礼終わったら、俺の机動かすぞ」
「えっ！？何処にですか？」
「応接室を所長室にする。佐藤さんも来て、人も増えたし」
「増えたって、、、元々開いていた机に座って、、、」
「うるさい！黙って言うこと聞け」
「はい、、解りましたよ、、、朝礼の後ですね、、、」
憮然としない義隆と対照的に、五十嵐はニコニコと顔をほころばせた。

６．姦計

　応接室が所長室へ変わってから1ヶ月が過ぎた。
真由は義隆と少し距離を置くようになり、五十嵐は早出・残業と称し遅くまで所長室に居残った。
五十嵐は、1ヶ月の間だ真由を盗撮し続け、着替え・トイレ・パンチラを録画し続けた。
初めて真由がトイレで大便をした時は、真由の後のトイレに駆け込み自慰をした。
所長室の机の下で常に股間を膨らませ、弱みを握ろうと姦計を巡らした。
真由の映像が増えると共に、五十嵐の欲望も膨らんでいった。

「ヨシ！ちょっとこっち来い！」
五十嵐は大きな声で義隆を呼びつけた。
義隆が所長室に顔を出すと、五十嵐は所長室のドアを閉めるように言った。
「何ですか？」
「おまえ、最近佐藤さんと上手くやってるか？」
「えっ、、、まぁ、、、」
「まぁって、佐藤さんとろくに話しもしてないんじゃないか？」
「まぁ、、何か避けられてるみたいで、、、」
「避けられるような事でもしたのか？」
「してませんよ、そんな事！」
「歓迎会の後に何かあったんじゃないか？」
「だから、、、何もしてないですよ、、、」
「本当だろうな？」
「えぇ、、、、、」
義隆は俯きながら頭を掻き、顔を上げた。
「ただ、、」
「ただ？何だよ？」
五十嵐は机から、ソファーに移り義隆を座らせた。
「誰にも言わないで下さいね、、、」
「当たり前だ。どうしたんだ？」
ソファーから身を乗り出し、顔を近づける五十嵐に義隆は小声で話し始めた。
2次会でキスをし、何事もなく家まで送り届けたこと。
次の日に、真由から忘れてくれと言われ、それ以降ギクシャクしていること。
「そっか。解った、、、何もなかった訳でもないんだな」
「すいません、、、」
「まぁ言い、解ったから仕事に戻れ」
「はい、、、失礼します」
五十嵐はさも大問題と言うように眼鏡を外し、こめかみを揉んだ。
義隆はそんな五十嵐に頭を下げ、所長室を後にした。

それから、２～３日過ぎた頃からだった。
義隆を除く社員達があからさまに真由の体を眺めるようになった。
真由は不快感を感じつつ、義隆ともギクシャクしたまま仕事を続けるしかなかった。
「真由ちゃ～ん、これ入力しておいてね」
佐藤さんから真由ちゃんと呼ばれる様になり、書類を持ってくる度に肩に手を掛ける社員達。
真由はジッと我慢しながら作り笑いをし、書類を受け取った。
トイレをしている時にノックされ、着替えは終えてはいたが、突然、更衣室に入って来られた。
「ごめ～ん。真由ちゃん居たんだ」
悪びれる様子もなくニヤニヤと笑う社員達に、真由は身の危険を感じ始めていた。
　　”なに・・・？どうしたの急に・・・こんなセクハラみたいな事・・・”
そんなある日、ある社員の一言が真由の我慢の限界を超えた。
「真由ちゃんの旦那が羨ましいよ」
「えっ？」
「えって、毎日やってんでしょ？３０させ頃って、ねぇ～」
「ちょっ、、、」
社員の目が真由の体を舐め回し、口元はいやらしく歪んでいた。
唇を噛み締め、社員を睨み付ける真由の目からゆっくりと涙が溢れ始める。
「何言ってるんですか！最近変ですよ！！」
義隆が飛び出すように椅子から立ち上がり、大きな声を上げた。
「おぉ恐い恐い、、、怒るな冗談だよ」
社員は頭を掻きながら、自分机に戻りパソコンに顔を隠した。
「大丈夫ですか？佐藤さん、、、」
「んっ、、、もぅ、、、」
「所長に言いましょう。こんな事許していたら、、、」
こぼれ落ちる涙を拭う真由を、所長室に連れていった。

「解った、、、ヨシおまえはもう良い。仕事に戻れ」
「はい、、、」
義隆が部屋を後にし、ドアが閉まるのを確認すると五十嵐は真由に視線を戻した。
「みんなには俺からきちんと言っておく」
「はい、、、」
赤く目を腫らした真由に五十嵐は言葉を続けた。
「ただ、、色々と噂が流れてるのは俺も耳にしてるんだよ、、、」
「えっ、、？噂って、、、？」
「あぁ、、、佐藤さんとヨシが、、、な、、、」
「ええっ！なんで、、、そんな、、、」
「歓迎会の後、二人で、、飲みに行ったって、、、、」
五十嵐はワザと勿体ぶり、さも、疑ってるかのように言葉を続けた。
「その時に、、、、なんて言うか、、、大人の関係に、、、」
「そっ！そんな事在るわけ無いじゃないですか！！」
「まぁまぁ、単なる噂だと思ってるけど、火の無い所にはとも言うから」
「何もありません！ホントです。信じて下さい」
「解った、、、この事は、俺に任せてくれないか？悪いようにはしないから」
「はい、、、お願いします、、、」
「大丈夫か？今日は早退しても良いからね」
「大丈夫です、、、失礼します」
真由は立ち上がり所長室を後にした。
五十嵐はパソコンを操作し、録画してある真由のトイレ姿を眺め口元に笑みを浮かべた。

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